札幌で働く外国人にとって、避けて通れないのが「ビザの更新手続き」です。
在留期限が近づいているにもかかわらず、「何を準備すればいいのかわからない」「会社として何を対応すべきか不安」という声は非常に多く聞かれます。
ビザの更新は、単に書類を提出するだけではなく、現在の仕事内容や勤務状況が適正であるかどうかも審査される重要な手続きです。そのため、準備不足のまま申請してしまうと、不許可や追加書類の提出を求められるケースもあります。
この記事では、札幌に滞在する外国人労働者および受け入れ企業に向けて、ビザ更新の基本的な流れから必要書類、注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。
スムーズに更新を行うための事前準備として、ぜひ参考にしてください。
ビザ更新の正式名称と基本ルール
外国人の「ビザ更新」は正式には
在留期間更新許可申請といいます。
この手続きは、現在持っている在留資格のまま、日本に引き続き滞在するために必要なものです。
申請は以下のタイミングで行います。
- 在留期限の3か月前から申請可能
- 期限当日までに申請すればOK(ただし余裕を持つ)
申請書の入手方法(無料)
申請書は、以下からダウンロードできます。
👉 出入国在留管理庁 公式サイト
「在留期間更新許可申請書」
(検索ワード)
👉「在留期間更新許可申請書 ダウンロード」
https://www.moj.go.jp/isa/content/930004114.pdf
必要書類(最重要)
在留資格によって多少違いますが、
建設業で多い「技術・人文知識・国際業務」の場合:
【本人が用意するもの】
- 在留期間更新許可申請書
- パスポート
- 在留カード
- 証明写真(4cm×3cm)
【会社が用意するもの】
- 在職証明書
- 雇用契約書(コピー)
- 会社の決算書
- 法人税の納税証明書
- 会社案内(パンフレットなど)
【重要ポイント】
👉 書類は「働いている内容がビザに合っているか」を証明するためのもの
👉 特に仕事内容の説明が重要
申請書の書き方(失敗しやすいポイント)
①「活動内容」は具体的に書く
NG例
→「建設業務」
OK例
→「建築現場における施工管理業務(工程管理・安全管理)」
②会社情報は正確に
- 登記と同じ表記にする
- 略称NG
③年収は現実的に
- 極端に低いと不許可リスクあり
提出場所(札幌の場合)
申請は以下で行います。
👉 札幌出入国在留管理局
【所在地】
北海道札幌市中央区大通西12丁目

■アクセス
- 地下鉄「西11丁目駅」徒歩すぐ

■受付時間
- 平日 9:00〜16:00
※混雑するので午前中推奨
実際の申請の流れ
① 書類を準備
↓
② 入管へ持参
↓
③ 受付(番号札)
↓
④ 書類提出
↓
⑤ 受理(ハガキが後日届く)
↓
⑥ 結果通知(約2週間〜1か月)
↓
⑦ 再度入管で受取
手数料
- 更新許可時:4,000円(収入印紙)
※申請時は不要、許可後に支払い
よくある失敗と注意点
①期限ギリギリ
→間に合わないと「不法滞在」
②仕事内容とビザが合っていない
例:
- 単純作業 → NG(技術・人文知識では不可)
③転職後すぐ申請
→審査が厳しくなる
④会社側の準備不足
→書類不備で追加提出
会社側が必ず確認すべきこと
外国人本人任せにすると危険です。
最低限チェック:
- 業務内容が在留資格に合っているか
- 社会保険に加入しているか
- 給与が適正か
札幌で専門家に依頼した場合の費用
札幌エリアの相場は以下の通りです。
■在留期間更新
- 約 3万円〜8万円
■追加サポートありの場合
- 5万円〜10万円
(内容)
- 書類作成
- 会社書類チェック
- 入管対応
■安い業者の注意点
- 書類だけ作って終わり
- 不許可時の対応なし
自分でやるべきか?依頼すべきか?
■自分でできる人
- 日本語が問題ない
- 書類が揃っている
- 転職していない
■依頼した方がいい人
- 初めて更新
- 仕事内容に不安あり
- 転職・副業あり
まとめ
札幌でのビザ更新は、
「書類を出せば終わり」ではなく審査がある手続きです。
成功のポイントは3つです。
- 仕事内容を正しく説明する
- 会社の書類をしっかり準備する
- 余裕を持って申請する

