【北海道】車庫証明がいらないのはどんなとき?不要になる地域一覧と例外ケース

車庫証明が不要な地域などについて解説する記事のアイキャッチ画像 車庫証明、登録

「車庫証明って絶対に必要なの?」
「軽自動車ならいらないって聞いたけど本当?」

北海道で車を購入・登録する際、多くの方が疑問に思うのが車庫証明が必要かどうかです。

特に、

  • 軽自動車なら不要って本当?
  • 引っ越したばかりでも必要?
  • 地域によって違うの?
  • バイクはどうなるの?

といった疑問を持つ方は非常に多いです。

結論から言うと、車庫証明はすべてのケースで必要なわけではなく、自宅のある地域や条件によっては不要になる場合があります。
ただし、この条件を誤解すると「本当は必要なのに申請していない」というリスクもあります。

この記事では、札幌での実務を前提に、
車庫証明がいらないケース・必要になるケース・よくある誤解をわかりやすく解説します。

車庫証明が不要になるケースは、大きく分けて2つあります。

① 地域によって不要な場合
② 車種(軽自動車など)によって不要な場合

この2つを正しく理解することが重要です。

特に北海道は、全国の中でも車庫証明が不要な地域が多い特殊なエリアです。都市部(札幌など)では必須ですが、地方に行くほど不要になる傾向があります。

また重要なのは、

👉 判断基準は「駐車場の場所」ではなく「使用の本拠の位置(住所)」

という点です。これは法律で明確に定められており、住民票の住所によって判断されます。

つまり、

・札幌に住んでいる → 必要
・地方に住んでいる → 不要になる可能性あり

という構造です。

さらに、

👉 普通車と軽自動車ではルールが違う

ため、これを混同すると非常に危険です。

このあと、

・北海道の地域別一覧
・軽自動車との違い
・その他の例外

を詳しく解説していきます。


北海道では振興局ごとに必要・不要の傾向が分かれます。
ここでは代表的な地域を整理します。


石狩振興局(札幌エリア周辺)

市区町村 車庫証明が不要な地域
札幌市● 
江別市● 
千歳市● 
恵庭市● 
北広島市● 
石狩市▲厚田区、浜益区
(旧厚田郡 厚田村、浜益郡 浜益村の地域が不要です)
石狩郡当別町● 
石狩郡新篠津村×新篠津村は車庫証明が全域不要です。

👉 ポイント
・札幌は完全に必要
・周辺でも軽自動車は不要が多い
・農村部は普通車も不要あり


渡島総合振興局(函館エリア)

市区町村 車庫証明が不要な地域
函館市▲絵紙山町、恵山岬町、島泊町、新恵山町、新八幡町、新浜町、銚子町、富浦町、元村町
(旧亀田郡 椴法華村の地域が不要です)
北斗市● 
松前郡松前町● 
松前郡福島町● 
上磯郡知内町● 
上磯郡木古内町● 
亀田郡七飯町● 
茅部郡鹿部町● 
茅部郡森町● 
二海郡八雲町● 
山越郡長万部町● 

👉 ポイント
・函館は一部地域のみ不要
・周辺は普通車は必要が多い


後志・上川・十勝など地方エリア

市区町村 車庫証明が不要な地域
小樽市● 
島牧郡島牧村×島牧村は車庫証明が全域不要です。
寿都郡寿都町● 
寿都郡黒松内町● 
磯谷郡蘭越町● 
虻田郡ニセコ町● 
虻田郡真狩村×真狩村は車庫証明が全域不要です。
虻田郡留寿都村×留寿都村は車庫証明が全域不要です。
虻田郡喜茂別町● 
虻田郡京極町● 
虻田郡倶知安町● 
岩内郡共和町● 
岩内郡岩内町● 
古宇郡泊村×泊村は車庫証明が全域不要です。
古宇郡神恵内村×神恵内村は車庫証明が全域不要です。
積丹郡積丹町● 
古平郡古平町● 
余市郡仁木町● 
余市郡余市町● 
余市郡赤井川村×赤井川村は車庫証明が全域不要です。

上川振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
旭川市● 
士別市● 
名寄市● 
富良野市● 
上川郡鷹栖町● 
上川郡東神楽町● 
上川郡当麻町● 
上川郡比布町● 
上川郡愛別町● 
上川郡上川町● 
上川郡東川町● 
上川郡美瑛町● 
空知郡上富良野町● 
空知郡中富良野町● 
空知郡南富良野町● 
勇払郡占冠村×占冠村は車庫証明が全域不要です。
上川郡和寒町● 
上川郡剣淵町● 
上川郡下川町● 
中川郡美深町● 
中川郡音威子府村×音威子府村は車庫証明が全域不要です。
中川郡中川町● 
雨竜郡幌加内町● 

胆振振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
室蘭市● 
苫小牧市● 
登別市● 
伊達市▲大滝区
(旧有珠郡 大滝村の地域が不要です)
虻田郡豊浦町● 
有珠郡壮瞥町● 
白老郡白老町● 
勇払郡厚真町● 
虻田郡洞爺湖町▲旭浦、岩屋、大原、香川、川東、財田、洞爺町、富丘、成香、早月、伏見
(旧虻田郡 洞爺村の地域が不要です)
勇払郡安平町● 
勇払郡むかわ町● 

釧路振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
釧路市● 
釧路郡釧路町● 
厚岸郡厚岸町● 
厚岸郡浜中町● 
川上郡標茶町● 
川上郡弟子屈町● 
阿寒郡鶴居村×鶴居村は車庫証明が全域不要です。
白糠郡白糠町● 

十勝振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
帯広市● 
河東郡音更町● 
河東郡士幌町● 
河東郡上士幌町● 
河東郡鹿追町● 
上川郡新得町● 
上川郡清水町● 
河西郡芽室町● 
河西郡中札内村×中札内村は車庫証明が全域不要です。
河西郡更別村×更別村は車庫証明が全域不要です。
広尾郡大樹町● 
広尾郡広尾町● 
中川郡幕別町▲忠類○○
(旧広尾郡 忠類村の地域が不要です)
中川郡池田町● 
中川郡豊頃町● 
中川郡本別町● 
足寄郡足寄町● 
足寄郡陸別町● 
十勝郡浦幌町● 

オホーツク振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
北見市● 
網走市● 
紋別市● 
網走郡美幌町● 
網走郡津別町● 
斜里郡斜里町● 
斜里郡清里町● 
斜里郡小清水町● 
常呂郡訓子府町● 
常呂郡置戸町● 
常呂郡佐呂間町● 
紋別郡遠軽町▲奥白滝、上白滝、旧白滝、下白滝、白滝、白滝上支湧別、白滝北支湧別、白滝支湧別、白滝天狗平、東白滝
(旧紋別郡 白滝村の地域が不要です)
紋別郡湧別町● 
紋別郡滝上町● 
紋別郡興部町● 
紋別郡西興部村×西興部村は合併前の自治体すべてが車庫証明の不要な地域だったため、現在「町」であっても全域車庫証明が不要な地域となります。
紋別郡雄武町● 
網走郡大空町▲東藻琴、東藻琴○○
(旧網走郡 東藻琴村の地域が不要です)

空知振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
夕張市● 
岩見沢市▲北村○○
(旧空知郡 北村の地域が不要です)
美唄市● 
芦別市● 
赤平市● 
三笠市● 
滝川市● 
砂川市● 
歌志内市● 
深川市● 
空知郡南幌町● 
空知郡奈井江町● 
空知郡上砂川町● 
夕張郡由仁町● 
夕張郡長沼町● 
夕張郡栗山町● 
樺戸郡月形町● 
樺戸郡浦臼町● 
樺戸郡新十津川町● 
雨竜郡妹背牛町● 
雨竜郡秩父別町● 
雨竜郡雨竜町● 
雨竜郡北竜町● 
雨竜郡沼田町● 

留萌振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
留萌市● 
増毛郡増毛町● 
留萌郡小平町● 
苫前郡苫前町● 
苫前郡羽幌町● 
苫前郡初山別村×初山別村は車庫証明が全域不要です。
天塩郡遠別町● 
天塩郡天塩町● 

宗谷振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
稚内市● 
宗谷郡猿払村×猿払村は車庫証明が全域不要です。
枝幸郡浜頓別町● 
枝幸郡中頓別町● 
枝幸郡枝幸町● 
天塩郡豊富町● 
礼文郡礼文町● 
利尻郡利尻町● 
利尻郡利尻富士町● 
天塩郡幌延町● 

根室振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
根室市● 
野付郡別海町● 
標津郡中標津町● 
標津郡標津町● 
目梨郡羅臼町● 

檜山振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
檜山郡江差町● 
檜山郡上ノ国町● 
檜山郡厚沢部町● 
爾志郡乙部町● 
奥尻郡奥尻町● 
瀬棚郡今金町● 
久遠郡せたな町● 

日高振興局

市区町村 車庫証明が不要な地域
沙流郡日高町● 
沙流郡平取町● 
新冠郡新冠町● 
浦河郡浦河町● 
様似郡様似町● 
幌泉郡えりも町● 
日高郡新ひだか町● 

普通車は札幌では必須

札幌は都市部のため、

👉 普通車は100%車庫証明が必要

です。

例外はありません。


軽自動車は地域限定で必要

北海道で軽自動車の車庫届出(保管場所届出)が必要な主な地域は、

札幌市(全区)、江別市、小樽市、函館市、室蘭市、苫小牧市、帯広市、釧路市

などの主要都市です。原則として新車・中古車購入時や引っ越し時に、管轄の警察署へ保管場所の届出が必要となります。 

【北海道の軽自動車車庫届出 対象地域一覧】

  • 札幌市:中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区、厚別区、手稲区、清田区(全区)
  • 小樽市
  • 江別市
  • 函館市(一部地域を除く)
  • 室蘭市
  • 苫小牧市
  • 帯広市
  • 釧路市(阿寒町、音別町を除く)

注意点

  • 対象エリアの変更:市町村合併などでエリアが変更になる場合があるため、正確な情報は必ず北海道警察のWebサイトや管轄の警察署で確認してください。
  • 届出のタイミング:車の名義変更や住所変更が完了した後、15日以内に届出が必要です。
  • 必要な書類:自動車保管場所届出書、保管場所標章交付申請書、自認書または承諾書、配置図・所在図が必要です。

なぜ軽自動車は緩いのか

理由は制度の違いです。

・普通車 → 保管場所証明(厳格)
・軽自動車 → 届出(簡易)

つまり、

👉 軽は「後から報告」レベル
👉 普通車は「事前証明」必須

という違いがあります。


地域以外にも、例外的に不要になるケースがあります。

例えば、

  • 手続きの変更
    • 同居家族への名義変更。
    • 法人から代表者個人への名義変更など、使用の本拠と保管場所が変わらない場合。
  • 車両の変更
    • 普通自動車の「一時抹消登録(廃車)」をする場合。

バイク(すべて不要)

これは非常に重要です。

👉 バイクは排気量に関係なく車庫証明不要

制度上、

「二輪車は対象外」

とされています。


一部の特殊用途車

・農業用車両
・特殊車両

などは対象外になる場合があります。


使用の本拠が対象外地域

最も重要なのがこれです。

👉 「住民票の住所」が不要地域なら不要

つまり、

・札幌在住 → 必要
・地方在住 → 不要

です。

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